錦玉羹(きんぎょくかん)は、透明感のある美しい見た目が特徴の和菓子です。
夏になると和菓子店で見かけることが多く、「羊羹とは何が違うの?」「どんなお菓子なの?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、錦玉羹の特徴や羊羹との違い、別名や名前の由来についてわかりやすく紹介します。
錦玉羹(きんぎょくかん)とは
#販売情報 #七夕の和菓子特集
— 畑 主税(高島屋和菓子バイヤー公式) (@wagashibuyer) July 3, 2026
こうやって見ておりましても、七夕の錦玉羹(寒天主体の透明な棹菓子)はさまざまなお店から登場しているのですが、そのお店によって、全然表現方法が違いますので、その辺りも楽しんでもらいたいなあっていつも思っています。こちらは松江の #風流堂… pic.twitter.com/31KEUTB6wO
錦玉羹とは、寒天を水で煮溶かし、砂糖や水あめを加えて煮詰めたあと、型に流し入れて冷やし固めた和菓子です。
特徴は、ガラスのような透明感です。
中に季節の花や果物を入れたり、色を付けたりすることで、見た目にも美しい和菓子として親しまれています。
特に夏は涼しげな印象を与えるため、夏の代表的な和菓子として多くの和菓子店で販売されています。
また、口当たりはなめらかで、ほどよい弾力があり、冷やして食べるとよりおいしく味わえます。

キラキラと透き通る見た目は、まるで小さな芸術作品のようで眺めているだけでも楽しめます。
錦玉羹と羊羹の違い
錦玉羹と羊羹は、どちらも寒天を使って作られる和菓子ですが、大きな違いは「あんこ」を使用しているかどうかです。
羊羹は、寒天に小豆を主体とした餡と砂糖を加えて煮詰め、型に流して固めます。
一方、錦玉羹は餡を使用せず、寒天・砂糖・水あめを中心に作られるため、透明感のある仕上がりになります。
違いをまとめると、以下のとおりです。
- 錦玉羹:餡を使わず透明感がある
- 羊羹:餡を使用し、小豆の風味が楽しめる
錦玉羹は見た目を楽しむ和菓子としても人気です。
どちらも寒天を使った和菓子ですが、見た目や味わいは大きく異なります。



同じ「羹(かん)」でも見た目や味わいが大きく違うので、食べ比べてみるのもおすすめです。
錦玉羹の別名
錦玉羹には、地域や時代によってさまざまな呼び方があります。
代表的な別名は以下のとおりです。
- 錦玉(きんぎょく)
- 錦玉糖(きんぎょくとう)
- 金玉羹(きんぎょくかん)
- 琥珀(こはく)
- 琥珀羹(こはくかん)
江戸時代には「金玉羹」という表記が一般的だったといわれています。
その後、「金」よりも華やかな印象を持つ「錦」の字が使われるようになり、現在では「錦玉羹」と表記されることが多くなりました。
なお、「琥珀」は透明で宝石のような見た目から付けられた呼び名とされています。



名前の由来を知ると、昔から愛されてきた和菓子ということがよく伝わってきますね。
まとめ
錦玉羹とは、寒天・砂糖・水あめを使って作られる、透明感が美しい和菓子です。
羊羹との大きな違いは餡を使用しないことで、涼しげな見た目から夏を代表する和菓子として親しまれています。
和菓子店では季節の花や果物を閉じ込めた華やかな錦玉羹も多く販売されています。
見た目も楽しめる和菓子なので、見かけた際はぜひ味わってみてください。
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